申告書を作成するための勉強方法は?申告書を作

申告書を作成するための勉強方法は?申告書を作成するための勉強方法は? 会計事務所でパートをしています。事務所の事情で今回私が1社の顧問先を持つことになりました。

 

伝票入力は出来るのですが、決算や法人税の申告、消費税の申告は10年以上前に研修で勉強しただけです。実務は全く経験がありません。

 

会計ソフトはJDLです。

 

とりあえず、記憶に残っている用語を思い出すために入門書を読んでいます。

 

清文社の「対話式 法人税申告書作成ゼミナール」を少しずつ読んでいます。時間がかかりそうです。消費税について多少の知識はあるという前提でお話しますね。

(売上、仕入の税区分は、特殊なものを除いて正しく入力されていることを前提)

 

 

1・決算:BSの残高の確定をする。

 →残高証明のあるものや、売掛、買掛などが綺麗に消えているか。源泉等の預かり金も納得がいく数字か。

 固定資産の増減が無いか。また、費用処理しているものに資産計上すべきものがないか、などを確認。

2・決算:PLの確認

 消費税の税区分の確認→分からないものは前年の仕訳帳を参考にする。(か、できれば本で調べる。)

 あと、前年と比べて大きく増減がある科目については原因を確認。

3・決算仕訳の確認

 決算仕訳を入れたら、前期の決算仕訳と確認してみてください。

 漏れがあるか、確認できます。

4・消費税の申告書の作成

 JDLは使ったことがないですが、おそらく伝票入力さえしていれば正しく自動作成できますよね?

 この際に税務署から送られてきた申告書で中間納付額の確認をしてください。(中間があればそれも申告書に入力)

5・決算:未払消費税を計上

 4で計算した消費税を未払計上してください。

6・法人税地方税の申告書作成

 前年の申告書を参考にするのが手っ取り早いです。

 絶対ではないですが、たいていの場合は前年と同じ欄に入力があるということになるので。

 法人税地方税も中間納付額があるかどうか、申告書で確認してくださいね。

 

 最初は未払法人税を計上せずに計算して(A)、その後算出された未払法人税を計上して、別表四の頭と別表五(二)の納税充当金を入力して(B)、(A)の申告書を(B)の申告書の別表四の最終値が合っていたらOKです。

 

 

基本的には前年の申告書をお手本に、その意味が分からないところがあったら本で調べる、というのが良いと思います。

誤りがあっても、所長さんなり誰かがチェックしてくれるでしょうから、大丈夫だと思いますよ。とても丁寧な説明をして頂き。少し気持ちが楽になったような気がしています。やっぱり前年のものをよく調べる事が近道なのですね。